You only have one shot at life 〜ウォーケンしかやりません?〜

イカす広告天国 in LONDON
1枚の写真 〜ONE SHOT〜

このカテゴリーでは、この動画全盛時代にあえて「1枚の写真」のみから引っ張った小ネタを綴ってみようかと。仕事で行った海外取材やロケの合間に抜け出して勝手に拾った画や、旅先や生活の中で引っかかった場面のスナップ、またはHDに溜まった雑画像の中に埋もれていた気になる1枚などアトランダムに。まずは調子を上げるためにこんなの。「ONE SHOT」にちなんで我らがウォーケンを。

「ホントにあった!」

…まあ所詮ダジャレ広告なんだけど。店前に置く看板によくある「We only do walk -ins (来店オンリー ※予約は承りませんの意)」てヤツ。同じようなのに「We’re walk-ins only」「We accept walk-ins」なども。

詳細忘れたけど、イギリスの軽減税率税かなんかの取材で行った、ロンドンのイーリングだかアクトンだか(曖昧かよ)の床屋さん前で発見した、ウォーケン様の御顔。素晴らしい。ダジャレはたいした捻りじゃないけど、この顔一発でもうオッケー。この絶妙な人選。

日本におけるウォーケンといえば「ディア・ハンター」でのトラウマ芝居『…one shot?』で当然大御所、コワモテ、超名優という評価ではあるけれど、白人文化の中ではなんかもっと親しみあるイジられ親父なのだろうか。シリアスな顔して突然ヘンなダンスとかするし、あのサタデー・ナイト・ライブの「モア・カウベル」ギャグも、今一つ日本では理解されていなかった気がするし。顔一発芸でいうと日本なら仲代とかになるのかな。仲代の顔で笑っている不遜なヤツなんかあんまいないか。いやー、ホントにこの髪型がゾロゾロ出てきたらサイコーだったんだけど、覗いたら結構若者向けのコワモテスタイルのトンガったお店だった。

◉野磁馬