いい歳コイてシンスポ巡り
山形最強シンスポというと、先だって惜しくも取り壊されてしまった北陸最強シンスポの坪野鉱泉廃ホテル同様、“あの宜保愛子が行くのを拒んだ”でお馴染み「滝不動」でキマリだったが…
2021年の大雨で不動滝の周辺にあった大事なモノ、祠や刀剣などが全部流されてしまい(オイ!)現在は閉鎖中。つっけんどんな「国有地につき立ち入り禁止」という謎な看板一枚で入ることは出来なくなっている。
その滝不動跡地のある同じ県道104号(最恐悪路!)を上へ上へ登っていくと、頂上付近にコチラもまた有名な「山元隧道」というのがある。
一本道かと思いきや、途中の分岐の先にあるのは火葬場。なるほどシンスポ化するのもさもありなんな環境設定ではある。
「ホントにあった!」

降り立ってみればなるほどさすがの圧力。反対側の方が高圧なのは地形のせいか…
伝説が生まれるだけのことはある圧力
夜は来れんな〜、これは。高尾山のような有名観光地でさえ、夜行くのはよほど腹括らんと行けないモノだが、ここはやはり昼でも結構な圧があった。
ワケのわかんない時期の平日昼間にマジで誰一人いない中、単に古臭い昭和の隧道を潜るだけでこんなに緊張する?
実際トンネルをくぐる数秒の間にとりあえず「あ〜怖えええ〜」と口に出したものだ。
降り立ってみると確かに高圧だが、コレって亡霊とかそーゆー類じゃなくて、また例の「山自体のアレ」じゃん?そもそも近くに産廃業者と火葬場しかないのに、なんで出るのが“母子の霊”?

トンネルに母子の霊が出るという逸話と、何かしら通底していそうな上山の観音・地蔵信仰。
軽々に触れていい部分なのかは熟慮
もしかして全て繋がっているのか
とか山中で考察してたら、湯殿山の「語るなかれ」の正体から、立石寺の宗教カオス、さらには数が多すぎる上山の観音&地蔵信仰、そしてココの「母子霊」まで全部が一気に繋がる“ある仮説”に至っちゃって…しったげ怖い。

今また、誰が仕掛けているのか不明の「米騒動」。この機会に東北タブーについて考察してみたくなった上山探訪。 「あぶないからはいってはいけません」というのが意味深…
東北タブーに深入りする気はないが、山形でこんだけ怖いなら、岩手や青森の端山ってどんだけ怖いんだろう(もう深入りし始めてる)…
◉野磁馬
最近のコメント