あなたはいつ入りますか?
旅に出た際、「モード」に入るタイミングって人それぞれだと思うけど、あるよね。
空港までの長い電車やわずらわしい保安検査場をほぼ心頭滅却状態でやり過ごし、イミグレでパスポートを返された時やっと「旅立ちモード」になるというのもあろうか。
俺割と心頭滅却し続けてグッスリ寝ちゃって、目的地の空港で宿までの行き方を慌てて検索しだすとき看板とか見て「全然外国じゃん」と強制的にモードに入るってパターンとか多い。
今日の1枚はバンコクの夜、何気ないセブン前。
ずっと気にはなっていたタイ、でもASEANの中では優先順位低くて後回しにし続けたんだけど。
妻が友人らとK-Popのオタ活でバンコクに居るというので、きっとコレが機会だと、仕事終わりに後を追ったのが初タイ。
夜に到着した空港はドンムアン。宿泊先はアリーナ周辺の開発で(多分)高層団地をそのまま利用したいい加減なコンド(お湯出ず)。
この時はそのコンドのピ君がなぜか仲良くなったウチの愚妻と共に迎えにきてくれた。
「軽く食いたい」と言ってみたらピ君、「あるよいいトコ!(タイ語)」と目を輝かせ、連れてきてくれたのがこのセブン…

夜の匂い。食べ物の臭い。どこにでもあるセブンだから余計に異国感が強調される
夜遅かったのかな?もしかして。雰囲気のあるお姉様たちが外でダラダラとなんか食っているのが異国情緒。
おにぎりかなんかで済まされるのかと思っていたら外テーブル(プラ)にいざなわれ「コレコレ」と指差されたのが、セブン前にあった婆さんのカオマンガイ屋台。
「ホントにあった!」
気合いの一品勝負、もちろん盛り付けは手づかみ。さらにモチベ低そうな孫娘かなんか(他人かも)がタレを運んでくれて。
この時点で(食う前に)「ああ来たASEAN!」と完全モードにイン。ワケのわからない国の田舎は地元の人に案内されるのが一番。
…カオマンガイ?モードに入っているから当然、サイコー。
◉野磁馬



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