美術系にはお馴染みの空
辺境呼ばわりしたら悪いか。
ロシア最強辺境カムチャツカからの帰りに乗り換えで数時間寄っただけのハバロフスクが凄くて。
あまりにも美しく、あまりにも虫が多い街。
川向こうは中国。黒龍江、ロシアではアムール川。かつての「満ソ国境」でもある。様々な方向から世界を見るとモノの見方が鍛えられてイイね。
「北極中心地図では米露が向き合ってる」とかそういう視点切り替えみたいなヤツ。
西洋の絵画でしか見ない雲の様よ
なんだろうこの空、そして雲。
英国サリー州でも体感した「あ、これじゃあ西洋の宗教信じちゃうわ」みたいな空。
ナチュラル・ボーン・美術系の小生などは、幼少の頃から画集などで眺め続けていたもののイマイチ実感の伴わなかったウソみたいな凄い空が、現実としてそこにあった。
「ホントにあった!」
ロシア全般「住めるかも」は甘い
単に気候のいい時期に短期間訪れただけでロシアわかった気になっちゃいけない。
テレビ東京ロシア支局の知人に「ハバロフスクいーねー、住みたくなるわ」とか迂闊に言ったら「冬場マイナス数十度だから、そのまま外にいたら髄液が凍りますよ」と嗜められた。
日本の中でも年中温暖で、ふんわりいい加減な人が多い静岡出身には、想像もできない極寒の地。
沢木じゃないけど「一瞬の夏」にピンポイント空見に行くのをオススメ。
◉野磁馬
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